2020年5月15日金曜日

Windows PCとAndroid スマートフォンを使ってビデオ文字コミュニケーションができる


今朝こちらの記事を読んで、同じビデオ文字コミュニケーションがビデオスイッチャーを使わずもっとシンプルにできるできるかなと思ってやってみました。

音声文字変換とスイッチャーで捗るビデオ文字コミュニケーション / #日々短文雑記

やってみた結果がこちら。



作業手順としては、
といった流れでした。

さらに、OBS StudioのプラグインであるOBS-VirtualCamを使うと、OBS Studioの映像をWebカメラのように扱うことができるので、リアルタイムで話している内容を文字変換している映像をZoomやTeamsの自分の映像として表示することができます。

Zoomの参加者全員がこの設定をするのはなかなか難しいと思いますが、実現するとビデオチャットの体験はかなり変わるのではないでしょうか。



2020年5月6日水曜日

在宅勤務を始めて変わったこと


はやいもので在宅勤務を始めて3週間がたち、在宅勤務をしながらの日々の生活もある程度固まってきました。これだけ大きなライフスタイルの変化も珍しいので変化点を記録しておきます。
ちなみに子供も保育園の登園自粛を受けてずっと家にいます。

変化したことと、変化したことにより起きたことのまとめ
  • 通勤がなくなった
    • 運動不足
    • ポッドキャスト聞かなくなった
    • スマホゲームやらなくなった
  • ずっと家にいる
    • 運動不足
    • 個人プロジェクトにさける時間が減った
    • 世の中の流れがわからない
  • 家で仕事をしている
    • 音楽を聴きながら作業ができる
    • 自分の部屋を物置から仕事部屋に転換
    • 仕事中に子供が乱入してくる
  • ずっと家族と一緒にいる
    • 三食家族で食事
    • 子供と一緒にいる時間が増えた
    • 一人の時間がほぼ無い
  • 仕事時間が減った
    • 睡眠不足解消
    • いろいろやばい

通勤がなくなった

家と職場が遠いので通勤時間に往復4時間近くかかっていましたが、その移動時間に楽しんでいたポッドキャストやスマホゲームをやる時間が激減しました。3週間たった今でも特に困ってないからこれはそのままになりそうな予感。。
困っているのが運動不足で、毎日の通勤で歩く10000歩が唯一の運動だったのが一日1000歩くらいまで減ってしまいました。日常的な運動習慣は大事。。

ずっと家にいる

そんなわけで本当にずっと家にいてほとんど外出をしてないので運動不足になっています、たまにラジオ体操しているけどこれを習慣化していかねば。
そして仕事終わり~帰宅するまでの時間に進めていた個人プロジェクト(M5StaskサークルのM5Staffなどもですが)にさける時間がかなり少なくなりました。仕事が終わると同時に家事が始まるので意志を持って時間を作らないといけないですね。。
個人プロジェクトにも近いですが、何か興味関心があることを知るときに実際に足を運んで見聞きするのを基本スタンスにしているので、外出できないとネット経由の情報しか知ることができないので自身のアンテナ感度が鈍っているんじゃないかと不安になります。

家で仕事をしている

家で仕事をすることについては幸い自分の部屋があるのでそこである程度集中して仕事をすることができています。直接話しかけられることがないので好きな音楽を聴きながら作業もできるし、作業効率は上がっているかもしれません。と言いつつ、ここ一か月は物置と化していた部屋を仕事部屋に転換するためにずっと片付けの日々だったので集中して作業ができるようになったのはここ最近の話です。
あと、仕事中でも子供はおかまいなしに部屋に乱入してくるので打ち合わせ中でない場合は部屋から出て子供の相手をして戻ってくることになりますね。。

ずっと家族と一緒にいる

平日は朝のみだった家族全員での食事が三食全員そろうようになりました、子供の相手をしつつの食事なので大人の手が増えて家族は喜んでくれているようです。食事に限らず子供の相手をする時間が大幅に増えた分、自分一人で過ごす時間はほぼゼロに。今後は一人の時間を作って個人プロジェクトも進めていきたいところです。

仕事時間が減った

出社していたときは一日12時間くらい働いていて、睡眠時間が一日5~6時間、土日に足りない分を補うような感じだったのですが今は平均7~7.5時間を確保できています。仕事時間は減ったけど確実に寿命は延びているような気がするので人生トータルではプラスなのかもなと割り切ってます。とは言え時間に応じてアウトプットは減っているのでなんとかしないと生活できなくなるかもしれないので仕事の効率アップが至上命題ですね。。


2020年4月22日水曜日

Eテレで子供と一緒に聞いてる曲でお気に入りのやつ

在宅勤務が続いて子供とEテレを見る機会が増えたので子供と一緒に楽しめる楽曲をまとめてみました。。。って思ったけど、さすがNHK、全然曲がウェブ上で見つからない。見つかった限りでリストアップしてみた。




オトッペからはこちらの2曲。
趣は全然違うけど子供はどちらもちょくちょく口ずさんでます。



みいつけたの名曲、しのらーは変わらずいい声だなあ。



土曜日の夕方17時からの、おかあさんといっしょ→パッコロリン→ピングー→ピーナッツの流れで見ていた、「魔入りました!入間くん」のEDテーマ。
きゅーと、がわからないのか デビきゅーと を デビ急行!って歌ってる。。











2020年4月18日土曜日

TouchDesignerを使ってZoomに映像を出すときに参考にしたURLメモ


TouchDesignerの出力でZoomミーティング参加
https://qiita.com/makoragi/items/5fbeafe4728fa59a5472

TouchDesigner初心者のための外部連携まとめ
https://qiita.com/ToyoshiMorioka/items/51de02be491c1d33efc0

TouchDesigner なら超簡単!動画の輪郭(エッジ)を抽出して色をつける方法
https://blog.creative-plus.net/archives/8151

TouchDesigner基礎基礎メモ1
https://www.nogson.blog/entry/2017/08/20/235936




2019年9月10日火曜日

M5StackとNeoPixelで作った光る帽子をM5StickCに移植した



一年ほど前 Maker Faire Tokyo 2018 への出展作品として光る帽子を作ったのですが、その際に採用した M5Stack Gray を M5StickC に変更することで従来の光る帽子の要件を満たしつつ、より軽量化が見込めるのではないかと考えて移植作業をおこないました。

参考:M5StackとNeoPixelで光る帽子を作ってみた
http://ajimitei.blogspot.com/2018/09/m5stackneopixel.html

光る帽子の要件をおさらい

  1. 帽子全体がフルカラーで光るようにLEDを配置した上で制御ができること
  2. 帽子を雑に扱っても怪我をしにくいこと
  3. 帽子は子供が被れるくらいの重さであること
  4. 帽子を落としてもなるべく壊れにくいこと、もしくはすぐに修復できること
  5. 自分がなるべく開発しやすい環境であること

光る帽子を作る上でどんなことを大事にするかのおさらいです。今年の Maker Faire Tokyo は終了してしまいましたが、NTなど他イベントでの展示も考えているので要件は変更しません。また、光る帽子は製作者本人が被るだけでなく来場者にも被ってもらい、自分の写真を撮ってもらうことをイメージしているので帽子の重さや帽子を被る際に怪我をしないといったことも重要なポイントです。

M5Stack Gray から M5StickC に変更することによる改善点

一番の改善点は本体の軽量化です。M5Stack Gray から M5StickC にすることで重さが 1/8 になるので 、M5Stack Gray 3つ分の重さ 360g から M5StickC 3つ分の重さ 45g へ、 315g の軽量化を実現することができます。頭上に身につけるものなので300g以上の軽量化は被った際の印象を大きく変えることができます。

自身の重さで沈むM5Stack Gray


その他のM5Stackを選んだ際の理由はすべてM5StickCでも満たしており、M5Stack Gray の9軸センサについてもM5StickCは6軸センサを搭載しているので問題ないという判断ができました。
最初にM5Stackを選んだ際の理由を下記に再掲します。
  • 基板がむき出しではないこと
    • 落としたときでも壊れにくそう
    • 来場者が作品を触ったときに怪我をしにくそう
  • 外部ピンがケースの開け締めなく接続できる
    • 帽子に無理な力がかかったときもケーブルが抜けるだけで基板本体へのダメージが少なくてすみそう
  • バッテリーを内蔵していること
    • NeoPixel用の電源を別途用意する必要がない
  • ESP32を搭載していて、Arduinoの開発環境が使えること
    • 自分が慣れている環境で開発できる
  • (M5Stack Grayのみ)9軸センサを備えていて、帽子の動きにあわせてNeoPixelを制御できること

M5Stickを使ったNeoPixelの制御方法

それではハード側、M5StickCとNeoPixelを接続してみます。M5Stack Gay を使った際は NeoPixelの3pin(緑・赤・黒)をそれぞれ5番、3.3V、Gに接続しましたが、M5StickCでは26番、3.3V、Gに接続します。相変わらず配線はこれだけ完了です。

前回と同じくNeoPixel にある電源用の出線は使いません

次にソフト側を設定します。M5StickCも中身はM5Stack Gray と同じESP32なので、以前と同じ AdafruitのNeopixel Libraryを使うことができます(参照元:https://qiita.com/tomorrow56/items/fcf5ea7bfd2056e8f88f)。
上記のライブラリのページからZipファイルをダウンロードして解凍、Arduino IDE でライブラリをインポートすると、スケッチ例を読み込むことができるようになります。以前インポートしたままになっている場合は、ツール -> ライブラリを管理 を選択して新しいバージョンのライブラリに更新するなどすると良いでしょう(原稿執筆時点での最新バージョンは1.2.4)。

そして今回もスケッチ例の Adafruit Neopixel -> simple を参照しながら開発を進めます。

M5Stickはピン配置がArduinoやM5Stackとは異なるので、simple をそのままM5Stickで実行してもNeoPixelを光らせることはできません。スケッチ例11行目の
#define PIN            6

#define PIN            26 
に修正することで制御が可能になります。また、NeoPixel を制御する個数はスケッチ例16行目の
#define NUMPIXELS      16
 を編集することで変更することができます。上記例では16個までのNeoPixel を制御しています。

インタラクティブにLEDを制御する

M5Stack Gray を使っていたときと同じく、M5StickCのセンサの値を使ってNeoPixelの色や明るさを制御することにしました。M5StickC は加速度とジャイロを計測できるMPU6886を搭載しているので、ジャイロのX軸, Y軸, Z軸の各値をNeoPixelのR, G, B に対応させて制御することにしました(ジャイロの値は上限を決めた上でNeoPixelの設定値として利用しています)。
スケッチ例の M5StickC -> basics -> MPU6886 に加速度とジャイロの値を取得するプログラムがあるので参照ください。



光る帽子完成

帽子の周りにNeoPixelを巻きつけることで無事光る帽子を完成させることができました。ジャイロの値でNeoPixel を制御しているので、帽子を置いているときはNeoPixelが消灯していて、帽子を被っているときはカラフルに光るようになりました。

M5StickCを2個しか入手できなかったので2個(LED120個)運用です


所感と今後の展望

Maker Faire Tokyo 2018 への出展以降、度々光る帽子を持ってイベントに参加したこともあり、光る帽子の人という認知が多少を進んだのではないかと思っています。今後は自分が被るだけでなく、他の人にも積極的に光る帽子を被ってもらうため、軽量化をメインの目的としてM5Stack Gray からM5StickC への機能移植をおこないました。

今回も簡易にプロトタイピングができるM5Stick、NeoPixelを使うことで無事完成させることができました。また、Web上に記載されている数多くの先人たちの知恵を借りることでトライアンドエラーの回数を大幅に減らすことができました。ありがとうございます。
今回の製作は移植作業がメインだったので次の試作では

  • NeoPixelの数をさらに増やして帽子全面が光るようにする
  • NeoPixelの電源を外部から取得して、M5Stack1台でNeoPixelを制御する
  • さらなる軽量化への挑戦
  • インタラクティブ要素の追求

といったことに挑戦してみようと考えています。