2014年6月29日日曜日
2014/06/26 第5回Brigadeワークショップ「ハッカソンのやり方を学ぶ!」に参加
Twitterまとめ
http://togetter.com/li/685555
第5回Brigadeワークショップ「ハッカソンのやり方を学ぶ!」に参加してきました。
以下、メモ。
概要説明
震災後に役立てるためにハッカソンを度々開催
→CODE for JAPAN へ
シビックテック
自分たちの街の課題をシビックテックで解決していく
地域が主役
CODE for Japan は各地のブリゲイドを支援するプラットフォーム
code for XX支援
→CODE for JAPANは地域課題を解決しない
Brigade 立ち上げステップ
0.準備段階
1.仲間集め
2,旗を立てる
3.イベント開催
4.市を巻き込む
スライドシェアにアイデアソン、ハッカソンのHOWはアップされている
CCL
http://www.slideshare.net/cc-lab/ver10-30250006
今日話す内容は細かい技術的な内容ではなく、
もっと前段的なテーマ決めなどについて話す
ハッカソン、何のためにやりたい?
・アイデアの具現化
シビックハッカソンの場合の注意点
1.「ハッカソン」の実施を目的にしない
→ハッカソンはあくまでツール、
何のためにやるのか関係者で合意しておく
2.ステークホルダーの期待値をしっかりあわせる
→ハッカソンで生まれるものはあくまでプロトタイプ
ステークホルダー間の期待値コントロールは重要
主催者側の思惑と、参加者側のモチベーションをすりあわせする
3.「テーマ設定」がとにかく大事
→打ち合わせの際には、テーマ設定に一番時間をかける
観光・防災、どんなテーマにするのか、
アイデアを出すには調度良い制約条件があると良い
4.アイデアソンを使って市民を巻き込む
→アイデアソンは技術者以外を巻き込める場
ユーザーニーズが反映されないハッカソンでは、良いアウトプットが出ない
(特に地域課題解決)
例:スマホ持ってない、生活スタイルに合わない
5.成果をちゃんと公開する
→ハッカソンの成果を公開することが、次の成果につながる
写真撮影、ハッシュタグ、ブログなど、事前に決めておこう
知的財産権の処理や肖像権などにも気をつける
ハッカソンの成果を参加者任せにしてもまず継続しない
企業相手など、きっちりやる場合は参加同意書を書いてもらう
・やはりIAMAS、メイカソンの同意書
浪江町のケースが今のところの理想型
・複数のアイデアソン
・ハッカソンでは実際に町民に成果を触ってもらう
・集中できる開発環境作り(今回はWiFiが弱かった)
多く人数が集まる場合は回線が耐えられるか調べておく
・インプットセミナーで専門家から情報を連絡してもらう
・プレゼン時間、方法、使える機材の伝達
・審査員がいる場合は成果物の評価軸を事前に伝える
・チーム名、サービス名、メンバー、使用技術、概要・アピールポイント、連絡先などを
各チームにスプレッドシートへ記入してもらう
・目的応じて発表時間きっちり切るか、柔軟にやるかを決める
質疑応答
Q:エンジニア比率のコントロール方法(エンジニアが少ない)
A:参加者のコントロールは難しい
・参加申し込み時にタイプを入力してもらう
・足りない場合はエンジニアのみ呼びかけ、一本釣り、メンターとして呼ぶ
・チケットを分けるという手もある
Q:アイデアソンに参加してない場合で、ハッカソンに参加する場合、
アイデアソンの思いをどのように伝えるか?
A:アイデアソン、ハッカソンの連続参加を推奨する
ハッカソンの説明時にアイデアソン参加者がそのネタを紹介する事が多い
ハッカソンに参加者がいない場合はそのまま消えることが多い
浪江の場合は毎回参加しているスタッフが説明する予定
Q:運営側の認識している課題と発表されるネタがずれるのでは
ずれた場合は諦めるしかないか?
A:アイデアソンからハッカソンに遷移する場合は
ハッカソンで軌道修正するインプットセミナーを追加したりするが
複数のチームができるので全てがズレることは少ない
Q:質の良いものを作るには一般市民の協力が必要だが、
どうやって一般市民を巻き込んだのか
A:自治体の方に協力してもらった
地元の繋がり、人、ネットの力が及ばないところ
アイデアソンという名前でやらない(Hogeワークショップなど)
Q:技術のわからない人に何をしてもらったらよいか、
特に二日間ある場合、モチベーションをどうやって維持してもらうか
A:ネットで画像探すとか、文章考えてもらうとか
開発に関係ない部分の仕事を割り振る
一旦解散するのも有り
自分で仕事を探してもらう呼びかけを行う
自分のできることを限定しない
グループワーク
・実際にやりたいハッカソンのテーマ設定をしてみる
チームごとの発表
目的:埼玉にきた観光客を他地域(浦和・大宮)に流したい
テーマ設定:さいたまにいない人(主に外国人)に対しての情報提供
企画概要:さいたまスーパーアリーナに来た人に観光情報を発信する
タイトル:CODE for SAITAMA
・ATENDですでに募集中、アイデアソンはすでに終わった
・ハッカソンの集客が課題、Facebook groupは作成済み
・アイデアソンの結果を公開して集客につなげる
目的:外出困難な人をお手伝いする、車いすの方
テーマ設定:思わず街に出たくなるアイデア
企画概要:車いすに関係するマッピングパーティーから始める、ホイールマップ
マッピングをしながら困っていることを聞いて
その課題解決型ハッカソンを開く予定
・ホイールマップは海外ではメジャー
健常者も車いすで参加するとか人が集まりそう
・NPOを巻き込む
・自治体の人は点字ブロックのデータを持っているのでは?
・道路は国道・県道・自治体が分かれている
目的:20年後落日防止
テーマ設定:現状の可視化
企画概要:(よくわからん)
・CODE for KANAGAWA立ち上げた
・大都市の問題、今後少子化もあり健康と税収のバランスに苦しむ予測がでている
・横浜市、政策局が市のデータはオープン化するとのこと
・あんまり遠大なことを長々書いても読んでもらえない
・ビジュアライゼーションはHotTopicなので人は集まりやすそう
アウトプットもわかりやすい
・健康ハッカソン、だと範囲が広すぎる
目的:LODチャレンジの参加者層を幅広くしたい
テーマ設定:
企画概要:
・シビックテックの多様性を意識したい
・アイデアソン、ハッカソンからコンテストの応募へ繋げたい
・女性限定のアイデアソンを開催すると深い話ができるのでは
・女性が活用できそうなデータが用意できれば良い
・子育てとかだと男性も入りやすい
金沢育ナビネット
・ハッカソンに男性が入りやすいか?
・男女ペアで申し込んでもらう
・託児所付きだと嬉しい